jeudi 8 avril 2021

日々







生徒の会社に到着。



地下の会議室でレッスン、駐輪可。



ソルフェージュも頑張って。



馴染みの楽器屋も駐輪OK。



某日レコーディング。スタジオも自転車で。



休日。廃線トライアル。










lundi 8 mars 2021

走る



家から電車で4駅、RERA の Maison Laffite で降りると St-Germain-En-Laye の森の北部に到着します。



月曜日の朝、のんびりゆくもよし。



本気で攻めるもよし。



北部の湖を一周。



馬とすれ違う時は減速。




せっかく森に行くのだからU字ロックなんか外して行けば良いようなものの、帰りに銀行寄って等と考えると、やはり無いと困る。
Vittoria のグラベルタイヤは森にぴったり。が、乗馬優先の道に入ると砂が深くてもう完全にアウト。携帯のGPSは切って適当に走るので、時折りすれ違うオフローダーや乗馬されてる方に方角を尋ねながら、2時間の予定が気がつけば3時間ライド。

Quick cx4 2021モデルは日本では全く需要が無いために発売されていないフロントサスペンション付きハイブリッドバイク。Cannondale のサイトによるとフィットネスバイク(ちゃらい)らしい。
そもそもパリでも散々探してもどこにも売ってなくて、ようやくMante-La-Jolie にて一台だけ発見、注文して1時間電車に乗って取りに行った。

パリの石畳みとか減速用の障害物とか永遠に終わりそうも無い道路工事とか、どう考えてもエンデューロだからサスペンション必須なのだけど、普通にスーツ姿のおっさんがシングルスピードで走ってたりもする……。
まあいつかはフロントフォークは交換、用途を見極めつつ、色々いじりつつ、楽器なんかもう10年くらい何も変えていないけれど自転車をいじるのは実に楽しい。
普段楽器背負って街中走るには充分快適。森も走れる。山はまだ行ってないのでわからない。スピードはそもそも求めていない。

散々馬糞を蹴散らして泥だらけになったバイクを電車に乗せて帰宅。




Bonne semaine à vous tous 












dimanche 3 mai 2020

ねこ







向かいの家のねこ、Tipp-Ex 。通称白坊。
(※Tipp-Ex は有名な修正液の商品名。)













mardi 21 avril 2020









家族が冷やし中華を食べたいと言うので支度をします。
きゅうり、鶏肉、卵……その辺にあるものでよし。練り胡麻が冷蔵庫にあったから胡麻ダレ。タレは林檎酢を使うように注文されたので Maille  Vinaigre de cidre を買ってきた。多分これであってるはず。
中華麺はさすがに入手不可能。
しかし心配は無用、Barilla の N°1 を小匙1杯の重曹で茹でれば即席中華麺の出来上がり。嘘だと思ったらやってみると良い。なるべく細いパスタを使うのがポイント。N°7 とか使うとつけ麺みたいになります。



昨日の朝食後に Grant Green  Sookie Sookie を聴いていて、ああ自分の葬式の音楽はこういうのが良いなと思った。厳密に言うと出棺の音楽。あのいなたい掛け声がまた出棺を盛り上げる! MJQ  Django とかはちょっと(Grant Green の名演もあります)…… Fania All Stars とかも考えたけれど、自分のキャラクターと掛け離れている感が否めないので却下。


葬式と言えば、フランスに住んで今までに2度葬式で演奏しました。身内に頼まれての余興とかではなく、Gigとして。日本にいた時はそんな仕事はした事なかった。
初めてのその仕事はもう10年くらい前かな?郊外は Moudon の墓地で天気も良く… 故人が Jazz 好きで、ライブで送り出したいというご依頼。

2度目は数年前。あるピアニストの叔父さんの葬式、場所は Père Lachaise 。昔その界隈に長く住んでいたにも関わらず、初めて墓地に入りました。
やはりこちらも故人が Jazz を愛していたので、というご依頼。確か土曜日の天気の良い朝で、少人数でさっぱりとした、自分が言うのもなんだけれどとても良いセレモニーでした。

書きながら思い出したのだけれど、当時はゴスペルのグループで演奏していたので週末はもうただひたすら結婚式のGigをしていました。
Le Havre に日帰りなんか朝飯前。 隣国は Luxembourg に車で行って、到着したらリーダーが譜面を全て忘れていたのは… 今となっては良い思い出。




Bon confinement à tous !








近所のドラ猫。
松太郎(と勝手に我が家で呼んでいる)。












vendredi 17 avril 2020

La vie continue...







2週間に1度買出しに行く Biocoop 。醤油、味噌、豆腐、なんならオカラもあるし白菜や大根もある。入店制限で間隔を開けながら並んで入るのはどこの店とも変わらないのだけれど、入店するとまず、客は入り口付近に設置されている使い捨てのゴム手袋を着用して買物をすることが義務化されていた。。。レジも透明のパネルが設置されてみんなマスクしているから、なんかもう何言ってるのか良く聞こえないのだけどここの店員はみんな感じが良くて顔見知りだから、元気に明るく働いているのを見るとほっとする。こちらの名前を覚えていてくれて、店に入ると名前で挨拶してくれるスーパーなんてここくらいだ。
相変わらず小麦粉とドライイーストは品薄。マフィアはコカインから小麦粉にシノギを変えたと言う冗談が聞こえてくる。我が家の主食は小麦粉ではなく米なのでさほど困らないけれど、さっきもパン屋の外で並んでいたら後ろの親子が

「パパ、バゲットいくつ買うの?」

「たくさん。まとめて買って冷凍しておくから。店には1人づつしか入れないからパパが店に入ったら外で待ってて。」


うちもそうしています。我が家の向かい2軒先に住むえみちゃん(※Émilie、うちでそう呼んでいるだけ)の分のバゲットも買って行く。
とにかく外出を控えるために、買物に行く日は互いに事前に電話して、そうするとほら、パン屋なんかにしょっちゅう行かなくて済むから。あとはある程度買うと送料が無料になる産地直送の野菜を一緒に注文したり。こんな時こそ近所同士の助け合い。

助け合いと言えば、政令が出る直前に、まとまったお金を頂きました。この状況がいつか落ち着いた後(半年か1年後?)にする予定の仕事のお金の前払い。ものすごく助かる。がしかし、その翌日からうちの界隈の La Poste(我が家のメインバンク)が閉まってしまい入金不可能に
近所の買物は全部カードで払うようにしているし店側も当然その方が有難いだろう。使えない現金はただの紙でしかない…使えないこともないだろうけど…。ついでに当然ながら小切手も振り込めない




風呂入って寝ます。









vendredi 10 avril 2020

Yamaha, Estonia etcétéra







「いやー君いい音してるねー」

と言われて嬉しくない音楽家はいないと思うのだけれど、その後に

「楽器なに使ってるの?マウスピースは?」

とか言われると、めんどうくさくてかなわない。

「どんな練習してるの?」

もしくは

「x月x日空いてる?」

等と言うと音楽家はもっと機嫌が良くなるでしょう。


この間ライブ前にウォームアップしていたらマウスピースを尋ねてくるオッサンがいたから丁寧に追い払った…。
ギターの Saul Rubin に「お、スターリングシルバーのネック、 cool だね。」って言われた時はびっくりしたけど。



今使ってる 82z はもういつ買ったんだろう? まだ道玄坂に Yamaha があった頃の話で、主任の藤田さんに頼んでフランスに送ってもらって…12年前の話だ。個体も選んでいない。
銀座の Yamaha もまだ建て替える前で、確かアトリエが上の方の階にあって、臼庭さんに紹介してもらって初めて行ったような…… 記憶が既に曖昧で覚えていないけれども、一つ覚えているのは、確かアトリエで、なんかネックとかネジとかを色々と試すというのに連れて行かれて、そしたら横で臼庭さんが一言、

「しかしおまえは何吹いてもなんも変わんないな?おまえの音しかしないよ。」

眞瀬さんとか増田さんとか一緒にいたはずだから、まあそれを言っちゃあね……って感じになったのを覚えている。。
なんだかあまり Yamaha の方々のお役に全く立てなくて申し訳ない。

何吹いても一緒なら吹いていて楽な楽器がいいに決まってるから 82z にした。ULの見た目も渋い。
あとは臼庭さんが勧めてくれたからかな?いや、渋谷店で藤田さんに勧められたからだったかな? もうほとんどお見合い結婚のレベルで決めたような…… 結局、記憶が曖昧なのは動機が曖昧だったからかも知れない。

それから十数年の間に何度か落としたりぶつけたりで大がかりな修理をしてる割には何の問題も不満もないのだけれど、長年リペアを頼んでいたフミちゃんがエストニアに引っ越してしまい、困った。正直、Saxmachine の他のリペアマン達の腕はフミちゃんには及ばない。
そう言えばもう67年使ってる今のマウスピース、V16 もフミちゃんの家で吹いて気にいったから売ってもらったんだよな。井伏鱒二の「荻窪風土記」を教えてくれたのも彼女だ。エストニアと言えば梨木香歩氏の「エストニア紀行」…まあいい、話がまた長くなる。




良い人々とのご縁で良い楽器に恵まれています。







しかし猫ちゃんは Selmer 一択!